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2010年1月31日 (日)

「ノーマライゼーション学校支援事業」第6回・第7回研修報告

 日時:2010年1月31日(日)
 第6回[13:30~15:25] 第7回[15:40~17:35]
 場所:千葉市ビジネス支援センター 会議室

 1月31日(日)に、千葉市ビジネス支援センター(きぼーる13階)を会場にして、第6回・第7回研修を続けて行いました。寒い中、また休日にもかかわらず保護者の方々や先生方、学童指導員の方、福祉に関わる方々など多くの方が参加してくださいました。

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 <第6回>
 テーマ:支援に活かす発達検査
 講師:西山博さん(千葉県立印旛特別支援学校教諭)

 第6回は「支援に活かす発達検査」というテーマで、印旛特別支援学校教諭の西山博さんに講師をお願いしました。「発達検査」という言い方が聞き慣れていますが、「心理検査」という呼び名が正確とのことです。心理検査はその子を理解するためにあること、「初めて会った子と仲良くなるのに何もないと難しい。検査という枠があると、そういう具体的なことを介して仲良くなれるんです」というお話に、「目からうろこ」という感じがしました。また、検査というとできないところを見つけ出すものという先入観があるのですが、そうではなくてその子自身の中での発達のバランスを見ることであり、得意なことも苦手なことも明らかにすることが目的であるということを学びました。演習や、2人1組になって行ったワークショップは楽しいひとときでした。「自分のいいところを言い合う」場面では、「自分のいいところ」ってなかなか浮かばないものだと思いました。こうした形で参加者も心理検査の一端を体験することができました。検査の結果を支援に活かすには、結果が出たあとの現場でのていねいな話し合いが必要です。また、支援者が勝手な思い込みをしている場合など、検査はその間違いに気づくきっかけにもなるとのことでした。検査から目標が見つかり、そこから支援の可能性を広げていくことができるというお話に、深く共感しました。

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 <第7回>
 テーマ:実践例に学ぶ~通常学級における特別支援とは?
 講師:佐藤慎二さん(植草学園短期大学教授)

 第7回は「実践例に学ぶ~通常学級における特別支援とは?」というテーマで、植草学園短期大学教授の佐藤慎二さんに講師をお願いしました。佐藤さんは、船橋市で長く言葉の相談室や通級指導教室で指導されてきた方で、通常学級の中で発達につまずきのある子を支援する適切な方法は、他のすべての子どもたちにわかりやすい支援でもあるということを、豊富な具体例をあげて話してくださいました。一度に二つの指示は通らない、必ず一度にひとつの指示にすることを、何度も強調されました。指示が聞けないということでいつも叱られているA君。しかし彼が指示を聞けないのはなぜなのか、考えてみたことがあるだろうか?「聞いていない」のではなく「聞き取りきれない」困難があるのではないか?と投げかけられました。読み書き困難を抱えた子の手記が紹介されていました。「あり地獄のような読み書き訓練の日々。何万回書けば書けるようになるのか。・・・これだけやってもできない自分はまだまだ努力が足りないのだろうと思った。・・・でももうこれ以上何をどうしたらいいのかわからない・・・」子どもたちの辛さを理解していこう、と佐藤さんは何度も繰り返しました。授業をどのようにわかりやすく、誰もが参加しやすく作っていくか、そこが勝負!と言われました。早いテンポで次々に繰り出される、楽しくわかりやすい授業の「ネタ」は、まるで手品のようでした。こうした工夫によって子どもたちが活き活きと学校生活を送るようになったら、先生方も親たちもとても嬉しく幸せになれます。そんな学校を創って行こうという、力強いメッセージをいただいた研修でした。

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