カフェスタッフのパソコン教室、楽しく開催中!
昨年の12月から、カフェで働く知的障害のあるスタッフ向けのパソコン教室を始めました。これは、生活クラブ生活協同組合の「エッコロ福祉基金」の助成を受けて行っています。なぜ、パソコン教室を始めたのか、と言いますと…。パソコンの周辺機器の改良等で、身体障害のある方がパソコンを使って情報発信したり、仕事をすることは一般的になってきました。一方で、知的障害のある方がパソコンを使って情報発信をするのはなかなか難しい現状があります。私たちは、カフェで働く知的障害のあるスタッフが、カフェのことや、自分の興味のあることを彼らの言葉で伝えられるような取り組みをしたいと考えていました。今回は、その第一歩です。
講師は、千葉まちづくり工房さんです。ちばMDエコネットのホームページの作成などでこれまでも大変お世話になっている方です。助手として事務局の佳美が入って、それぞれのペースを見ながら進めています。
〈12月25日の様子〉
12月25日のオリエンテーションでは、パソコンの使い方を説明し、ちばMDエコネットのホームページを確認。初めてホームページを見たという晶生さんと直人さんは、自分たちがおひさまバンドで演奏する姿がパソコン上に掲載されていることを知って興味津々、画面に釘付けです(笑)。次に、それぞれがどれくらいパソコンに慣れているのか、実際に文字を打ち込んだりしながら確認していきました。
このパソコン教室では、ホームページに知的障害のあるスタッフそれぞれの考えていることや、カフェで働いている様子、カフェのお勧め商品を紹介するような記事を掲載していくことが目標。まずは自己紹介の文章と、お互いにデジカメで写真を撮ってみる、というところまでやりました。「ちょっとこの入力が分かりません~!」とか、「ひらがなの小さい“っ”はどうしたら入力できるの?」といった質問に小野寺さんと佳美で答えながら、なんとか自己紹介文が完成!早速おひさま日記に掲載しました。
〈2月12日の様子〉
2月12日には第2回目を開催。この日は、舞子さんと直人さんは休日の過ごし方を紹介。
舞子さんの休日:「休日の過ごし方」
直人さんの休日:「ぼくのきゅうじつ」
江美子さんは毎週金曜日に参加している〈ひなたぼっこ〉英会話教室のことを書くということになりました。
〈2月20日の様子〉
2月20日は、由幸さんが初参加。「オレは高校の時に授業でパソコンやってたから、慣れてるよ。」と自信満々。入力をし始めると集中して文章を作っていました。回を重ねる毎に「今度は〇〇を書いてみる。」という話が出てきています。
これからが楽しみです!
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